というかそんなことどうでもよくて!
私はどうすればいい?
どんな顔で橋本くんに会えばいいんだ!?
「………はぁぁ。」
準備をした後、重い足取りで私は駅へと向かう。
会いたくない会いたくない。
絶対バカにされるよ恥ずかしい。
嫌だと思うほど駅に着くのは早くて………
「おはよう、中山さん。」
にこりと笑う彼はもうホームにいてた。
その笑顔が前まで私の胸を高鳴らせていた。
だけど今は悪魔にしか見えない。
「………おはよう。」
私は挨拶を返しただけだったのに、彼は私の心情を読み取っていたみたいだ。
「…………で?
昨日の帰り、なんで先帰ってたんだよ?」
橋本くんはオンオフの切り替えが早いですね!
もう自慢レベルだよ………
なんて言えるはずがなく。
「昨日のことはもう忘れて!」
「ああ、お前の初恋の話?」
「うわぁぁ!もうそれ以上は何も言わないで!」
………うん。
橋本くんが和くんなんて120パーセントありえない。



