まだしばらく話した後、帰ることになり俺はちーちゃんと、向こうは2人で帰っていった。
「……………。」
なんか少しちーちゃんの様子が変だった。
ぼーっとしている。
だから声をかけてみた。
「なあ。」
するとちーちゃんはびくっと体を震わせた。
「どうしたんだ?」
気になってちーちゃんの顔を覗き込むと、顔が真っ赤になっていた。
は……?
俺、照れるようなことしたか?
「あ、えと……!今日は助けてくれて本当にありがとう!
ちょっと怖かったけどかっこよか………あああ!何言ってるんだ私!」
なんか1人でテンパってるし。
そんなちーちゃんが可愛すぎて死にそう。
「へぇ、そんなに俺かっこよかったんだ?」
少しちーちゃんをいじめてみる。
「………っ、あ、えと………なんでそういうこと言うかなぁ!」
するとちーちゃんは恥ずかしそうにして怒ってきた。
怒り方可愛すぎねぇ?



