ちーちゃんを無事助けることができた。
だけどその時に運悪く2人に裏の顔を見られてしまった。
そして今、俺たちはフードコートにいて軽く食べ飲みしながら話していた。
というか質問攻めだけど。
「中学からずっと隠してきてたからな。」
「え?まじで?でも俺には言ってくれよぉ〜!」
「めんどくせぇ……。」
バレたからにはもう隠す必要はない、と思い俺は素の自分をさらけ出していた。
「怖!和也怖すぎ!
まあでも俺はこっちの和也の方がいいけどな。」
「確かに。なんだか新鮮っていうか、人間らしいというか。こればかりは津原に共感だわ。」
「だろ?ほら、だから学校でもそれでいけよ。」
「は?今更無理だし。」
こいつはさっきから何言ってんだよ。



