好きな人に告白されました




ーー門に行くと橋本くんと津原くんは数人の女子に囲まれていた。


「そういえば津原くんって橋本くんで隠れちゃってるけど顔整ってるよね。」


遠くから2人を見るけれど、津原くんも十分イケメンさんだと思うんだよね。


「はぁ!?どこがよ、あんた目おかしいんじゃない?あいつはくそよ。」


「………そう?」


なんかムキになる麻里って珍しい、なんて思いながら私と麻里は2人に近づく。


すると津原くんがこちらに気づいた。


「お!来た来た!じゃあ俺たちは行くな。」


津原くんと橋本くんは私たちに気づくなり女子から離れ、私と麻里の元へと来た。


「………って、中山なんか違う!」


早速津原くんに指摘される……。
触れないでほしかった恥ずかしいよ。


スルーしてください、と言おうとしたら……


「すっごいいい感じ!可愛いな、似合ってる!!」


と追加されて津原くんに言われた。


どストレートに褒められ、さすがに恥ずかしくて顔が赤くなる。


いや、嘘だろうけどさ。
照れてしまうよね。


「そんなことないよ………。」
「いやいや本当だって。な?和也。」


ここで橋本くんに話ふる!?
と心の中で突っ込みしながら彼の方を向くと……


「うん、似合ってる。可愛いよ中山さん。
じゃあ揃ったしもう行こうか。」


一瞬目が合ったけどすぐそらされて背中を向ける橋本くん。


「なーんか心がこもってねぇのな。」
「そんなことないよ。」


津原くんに突っ込みを受けるも、それも軽く流した橋本くん。


………失敗、かな。
少し落ち込んでしまう。


「………千紗、あんた脈アリだわ。
あれは嫉妬か照れ隠しのどっちかだからね。」


「そんなわけないよ。
絶対に興味ないって感じだった。」


「それはマイナス思考になりすぎ。
とにかくいけるわよ絶対!」


麻里の自信はどこから来るのか………。


そう思いながら私たちは近くにあるショッピングモールへ行くことになった………。