ーー昼休み
教室だとまずいと思い屋上で食べることにした私たち。
「………え?まじで?
恐るべしなだな橋本。」
さすがの麻里も私の話を聞いて驚いていた。
「びっくりしたよ!みんな騙されてる!」
「確かに言われてみればあんな完璧人間なんて存在するわけないか。私も騙されてたわ。」
でも良かった、麻里は私の話を信じてくれて……。
「けどさ、千紗が橋本の本性とかバラしたところで数人しか信じないだろうね。むしろ敵を作ることになる。」
「………やっぱりそうなるよね!?誰も信じてくれないよね……」
そうなんだ。橋本くんの人気は計り知れない。
だから私の意見なんかみんな耳にもしないはずだ。
「私も千紗と友達じゃなかったら信じてないと思う。」
「そ、それはそれでひどいなぁ。」
まあ確かに私も他の人の立場だったら信じないかも。



