ーー「本当に付き合ったんだね。めちゃくちゃ面白い展開じゃん。」
お昼休み。
麻里にあれこれ聞かれていた。
「私が1番驚きだよ。」
「だろうね。まあ良かったじゃん両想いで。
騙されてなかったらいいけどね。」
「だから騙されてないって。そんな悪い人じゃないもん。」
今は落ち着いたけど、午前の休み時間は全部クラスの人たちからの質問ぜめにあっていたからだいぶ疲れている私。
そして橋本くんはというと現在もお弁当を食べながら男子に囲まれ質問をされていた。
と、思ったら突然橋本くんがこちらを向いて目が合う。
どうしようかと思っていたら、ニコッと微笑みかけてくれた。
うっわぁ………破壊力がすごいよ。
かっこよすぎる。
「ふーん?幸せそうで何よりね。」
「あっ……!」
どうやら麻里に一部始終を見られていたみたいだ。
「そんなあんたに教えてあげる。
今廊下見てみな。」
「………廊下?」
麻里に言われた通り廊下を見ると………
「………ひっ!」
他クラス、他学年の女子生徒が廊下から橋本くんと私を見ていた。
そして私を見るときは睨んでいるという恐ろしい。
早速女子の嫉妬が始まってしまった。



