「じゃあ行こっか。
私、小さい頃しかここに来たことないから楽しみ。」
そう笑顔で言う花音さんは、少し子供っぽくも見える。
「私もです!でもジェットコースターとかは制限があって昔は乗れなかったです。」
「そうそう!私も乗ってないわ。」
花音さんはまだ数回しか会ってないけどすごく良い人だとわかる。
私と花音さんは自然と隣同士で、友達のように歩いていた………。
「おい、ちーちゃん。」
「………え?」
突然和くんが私の名前を呼んだ。
「なんで俺がこいつの隣歩かないといけねぇんだよ。」
「ちょ、和くん……!」
「わぁ。俺、だいぶ橋本に嫌われてんね。」
和くんは嫌そうだったけど悠河くんはそんなことなさそうだった。



