「あれ、詩音の知り合い……?」
「やめてよお姉ちゃん。こいつと知り合いなんて死んでもごめんだわ。」
「詩音!そんな言い方やめなさい!」
「だって私は認めてないから。中山さんが橋本くんと付き合ってるの。」
そう言って桐沢さんに睨まれる私。
「まあでも未遂で良かったじゃん。
どっかの誰かが助けてくれたみたいでさ?」
その言葉を聞いて私は頭の中が真っ白になる。
桐沢さんは本気で言ってるの………?
「………詩音。」
急に桐沢さんのお姉さんが落ち着いた声を出す。
その声は静かで少し怖くも感じられた。
桐沢さんがびくりと肩を震わせる。
「未遂ってなんのことかちゃんと私に説明して。」
桐沢さんのお姉さんは明らかに怒っている顔だった。
桐沢さんはそんなお姉さんに怯み、白状した。



