「は、はい……!」
「えっと………ゆうが、あっ違う………金髪で目立つ深山悠河っていう人がこの学校にいるはずなんですけど………
まだ学校内にいるかわかりますか?」
悠河くん?
この人、悠河くんと知り合いなのかな?
そう思いながらも、実際悠河くんと今日は一度も会ってないから知りません、と答えようとしたら………
「お姉ちゃん?もしかして悠河さんに会いに来たの?」
という聞いたことある声が後ろから聞こえてきた。
「あっ、詩音(しおん)。」
綺麗な人が視線を私から後ろにいる人に移る。
恐る恐る振り向くと………
「げっ。中山さんなんでいんの?」
「えっと……」
桐沢さんが立っていた。
桐沢さんを見てこの間のことを嫌でも思い出す。
お姉ちゃん、と言っていたけど確かにこの綺麗な人とどこか似ている気もする。



