ーー終わりの合図を告げるチャイムと同時に講習が終了した。
「終わった……!」
まだ1日目だというのにすごく疲れた。
今日は早く帰ってクーラーが効いた部屋で寝ようかな。
そして私は帰る用意を済ませ、誰よりも早く教室を出た。
下履に履き替え、門へと歩いていると門前に見慣れない人が立っていた。
「うわぁ………。」
その人はつい見入ってしまうほど綺麗な人だった。
私と全然違う。
こういう人が和くんとお似合いなんだろうな。
なんて1人で思って1人で傷つきながらその人を横切ろうとしたら……
「あの、すみません。」
と話しかけられた。



