「あぁ、俺はこの容姿だもんね。
覚えてないのも無理ないか。
初めて会ったのは俺が小4で千紗ちゃんが小3の2学年合同遠足の時だよ。」
なんか彼の見た目から、この無気力そうな言葉遣いが違和感だな。
っていうか………
私が小3の遠足で………?
小学校の記憶なんて断片的なものが多い。
その中で彼との思い出を………
「……あ。」
確かにいたような気がする。
一個上、年上で無気力で………何事もつまらなさそうにしてた男の子が。
その遠足をきっかけに仲良くなったけど、私が4年になるとその男の子が転校しちゃったんだ。
確か、名前は………
「悠河(ゆうが)、くん………?」
「思い出してくれたんだ。当たり。」
確かに顔立ちは小4の彼と重なるかもしれない。
昔から顔は整っていたけれど、高校になってさらに男らしくなったな。
普通にかっこいいや(1番は和くんだけど)。



