声のした方を見ると、1人の金髪の男子が立っていた。
ここの制服を着ているけど見ない顔だ。
「俺さっきまで気持ちよく寝てたのにあんたらがうるさいから起きたんだけど?邪魔。」
冷たく突き放すような言い方をしてこちらを睨む金髪の彼。
「じゃあお前がどっか行けよ。」
「俺たちは今お楽しみ中なの。」
「ち、ちが……」
男2人の言葉を否定しようとしたら
「そいつ嫌がってんじゃん。」
と私を見て言った金髪の彼。
「ちっ。さっさと失せればいいものを。
怪我したくなかったらさっさとどけ。」
1人の男が私から離れ金髪の彼の方へと向かう。
すると金髪の彼がいきなり男のみぞを殴った。
相当威力も強かったのだろう。
男はよろめきしゃがみ込んだ。



