好きな人に告白されました




ーー次の日の放課後から準備が始められた。


昨日の放課後に何人かの男子たちが買い出しに行ってくれ、必要なものはいくつか揃っていた。


私と麻里は残って手伝っていた。
もちろん和くんも津原くんも。


「あー、なんで私ってあいつの前になると口調がきつくなるんだろ。」
「あいつって津原くん?」


「そう。」
「そういえば昨日一緒に買い出し行ったんだっけ。」
「……うん、行った。」


なるほど、その時に何かあったのか。


「なんとなく想像できたかも。」
2人の言い合ってる姿が頭に浮かんだ。