ーー次の日


目を覚ましてもう一度手紙を見るけどやっぱり橋本くんのフルネームが書かれていた。


このことを知った今私はどうしたらいいのだろう。


だけどもし橋本くんが私のことをわかっていたとして………


私はこの間和くんという初恋の相手の話をした。


普通ならその時に自分がそうだって、言うはずじゃ……?


だとしたら黙ってる理由でもあるのかな。
なんて深く考えてしまう自分がいた。


とりあえず黙っとこうと思い、私は橋本くんと会う駅へと向かった……。