ーーそれからも特に変わったことはなく、俺が我慢する日々が続いていた。
相変わらずちーちゃんは気づかねぇし。
「………誕生日?」
「そう。麻里が明後日誕生日なんだけどね、津原くんと私たちで祝ってあげようってなったの!」
今は2人で下校中だった。
「めんどくせぇな。」
まずなんでちーちゃん以外の女を祝わないといけないんだよ。
百田は陽に祝ってもらったらいいだろ。
「………嫌?」
「………っ。」
ちーちゃんはわざとやっているのか?
上目遣いで少し悲しそうに俺を見てくる。
めんどくさいのには変わりない。
けどちーちゃんのお願いなら………聞くしかないだろ。
「行けばいいんだろ。」
「本当!?やったぁ、嬉しい。」
さっきとは一変して嬉しそうに笑うちーちゃん。
俺は本当にちーちゃんには弱い。



