好きな人に告白されました




なんだかんだ2人ってお似合いかもしれない。


「じゃあお祝いパーティーでもしちゃう?」
「お祝いか………それもいいかもな。じゃあ和也も入れて4人でやろうぜ。」


「えぇ!?橋本くんも呼ぶの?
来てくれるかなぁ……」
「中山の彼氏なんだしもちろん来るだろ。」


その言葉を聞いて私は黙ってしまう。


「………え?違うのか?」
「あ、いや……付き合ってるけど……」


「もうこの際言っちゃおうぜ。
和也の裏を知る者同士。」
「津原くん……あんまり大きい声だと周りに聞かれちゃうよ?」


幸い周りは騒がしいから聞かれることはないだろうと思うけど……。


「あ、ごめんごめん。で、どうなんだ?」


津原くんには言っていいかな。
実際に裏も知ってるし……そう思い私は話すことにした。


「橋本くんは私のこと好きじゃないけど付き合ってるんだ……」
「はぁ?それ本気で言ってる?なんで?」


「………女除け、のためだって……」


自分で言っときながら胸が苦しくなる。


「まじで?絶対嘘だろ、それ。」
「嘘じゃないよ………」


「もし好きじゃないなら昨日、あんな本気になって中山を助けるか?和也、すっげえ怒ってたし。」


「でも本人が言ってるんだし………」
「…………。」


すると津原くんは私から視線をそらしてどこかを見ていた。


そして少ししてまた私に視線を戻すと
「どうやら嘘みたいだぜ?」
と言い、ニヤニヤしていた。


………?
なんでそう言い切れるのか私にはわからない。