「ねぇ、麻里って津原くんのこと、好きなの?」
「………えっ!?あんたいきなり何言って……!」
焦る麻里を見ると顔が少し赤くなっている気がする。
これはもしかすると………?
「へぇー?そうだったんだ。」
「バカ言わないで……!好きとかじゃないから!ただ……」
「ただ?」
「ちょっと気になるかな?みたいな、まだわからないけど……!」
いつも気の強い麻里だけど、この時ばかりは可愛らしく見えた。
「何で言ってくれないの!
私、全力で応援するからね!」
「そんなの別にいらないし……。」
そっぽを向く麻里はやっぱり素直じゃない。
まずは津原くんに聞かないとな。
麻里のことどう思ってるのかってことを。
そう思いながら実験室に着くと、出席番号順で私と津原くんは班が同じだった。



