「うひゃぁー。まだ冷たいや。」

キャッキャッと叫んでる声が聞こえる。



……何あいつ、私のじゃましてきて。。。

琉華はなぜかその子にムカついていた。


ぁーあ、やんなっちゃった。帰ろ。

琉華がそう思い、立ち上がって自転車の方へあるいて行くと、


「ねぇ、君。中学生でしょ」
と後ろから声がした。

驚いて琉華が振り返ると、さっきの男の子が近くまで来ていた。


「僕、鹿島康太って言うんだ。
明日から僕も同じ中学に通うんだ。
名前なんて言うの?」


琉華は、なぜかその子の目から、目が離せなくなった………