―――…………華ッ、琉華!


?!白い世界?


ハッ!


「康太は?」

「琉華、落ち着いて!
康太は、大丈夫だよ。
琉華の馬鹿、私心配したんだからね!
二日も目が覚めなかったんだからぁ―――」

夢華は、泣き出してしまった。


「良かったぁ。無事だったんだ。
ごめんね、夢華。
私は大丈夫だよ。」

「ひくッ―――ほんどだよぉー」


「でも、ほんと琉華が戻ってきて良かったよ。
康太も後から来るって行ってたぞ」

と言って、健太が琉華の頭をぐしゃぐしゃしてきた。

「ほんとに、ありがとう」