………まさかッ。

あの場所は、波が沖に向かって流れてて、流れが速いところなのに。。

康太ばかッ!


なんで誰も気付いてないのよ。

琉華は咄嗟に救命道具を手に持って、船から海に飛び込んだ―――――



ひゃッ、気持ちいい。

やっぱり、この感触…………忘れられない。

琉華は、そう思いながら康太の場所へと急いだ。


もう誰も、誰もこの海で死なせないんだから!


―――急に流れが変わった。

泳ぎのうまい琉華でも、思うように、進むことが出来ない。。。



康太も泳げないので、パニックっているようだ