「…」





…思わず、目が点になる。


いや、怖くないっていったら、嘘になる、かもだけど。


でも、誰か特定で怖いって訳では無いし、今この人に、怖いって言ったら、この人だけ怖いってことになっちゃうし。


あれ、というか何で、この人、いきなりそんなこと…。






「…まぁ、怖いかって聞かれて、怖いって言える訳ねぇか」






そう言うと、彼は席に座った。

つられて私も席に座り、目の前の机を見つめる。

…一人で…自己完結された…。

え、でも、これで終わりでいいの。

絶対、あれ、誤解されてる。

…誤解?そもそも誤解ってなんの誤解?





………???








…もう、全然わかんない…。