「お前可愛すぎ」

声の主はやっぱり優馬だった。

えっ!?いつからいたの?

えっ!?独り言聞かれてないよね。

いろいろ聞きたいことがありすぎた。

「あの・・・いつからいた?」

「お前が1人で喋るちょっと前。」

「ウソ・・・」

「咲を驚かそって思ってゆっくりドア開けて近づこうと思ったらなんか急に1人で喋り出した」

「えっ!?独り言ぜ、全部聞いてたの?」

「そーやで」

「はずっ」

「いやー。お前独り言の声デカすぎるわ」

「はぁー・・・」

「そんなため息つくなよ」

「だ、だって・・・」

「だって?」

「恥ずかしすぎるよ」

「俺はめっちゃ嬉しかった。
咲が俺に嫉妬してくれてたなんてな」

「もぅやめてよ!!!!」

「俺もお前の事大好きやで」

「う、・・・・・・・・・」

「おい、顔真っ赤」

「だって、こ、ここ、あ、暑いんだもん」

「はい。いちごミルク」

「ありがとう」