なんと、バトンを私に回してくるのは優馬だった。

「咲、がんばって1位取ろうぜ」

「うん。」

「お互い頑張ろうな」

「頑張ろね」

「俺この体育大会で優勝したら告白したいやつがいるんだ。」

「えっ!?誰?」

「そんなの教えるわけねーじゃん」

「だよね。じゃあこのリレーで決まるね」

「うん。だから俺このリレーマジで1位になりたいんだ。」

「じゃあ頑張る‼」

「絶対1位取ろうな」

「絶対やからな‼約束」



そしてリレーは始まった。