あっ‼
私優馬くんに膝枕されたまんまだ‼

気がついて急いで体を起こした。

「俺なんかジュース買ってくるわ
なんか苦手な飲みもんとかある?」

「なんでも飲める‼」

「おっけ、ちょっとまってて」

「うん‼」
優しい
そして爽やか

こんな完璧な人がいるんだってくらいほんと完璧な人だ。


しばらくすると、優馬くんが帰ってきた。

「はい。
いちごミルク」

「ありがと
これ何円?」

「え?なんで?」

「お金払うから」

「いいって‼俺のおごりやし」

「じゃあお言葉に甘えて。」

「なぁ。」

「ん?」

「優馬くんじゃなくて、優馬にしてや」

「じゃあお前じゃなくて咲にして?」