あ、名前きいといたがいいよね??

「あ、あの。名前は?」

「2年松尾つばさ」

ん?きいたことあるよーな。

「お前は、神田4番仲田ゆうだろ?れおとの彼女。」

「え、なんで知ってるんですか。」

「お前のこと中学校の時からしってる。」

見てくれる人もいるんだ。

「つばさ先輩はもしかして、日野中4番の…」

「うん。そーだよ。よく知ってたね。」

やっぱり。私が憧れるシュートフォームの人だ。

この高校だったんだ。

「れおとくんから色々聞いてたので」

その時体育館がガラガラとひらいた。

「おい!ゆう!いまおわった!!先生話ながくてよ!長引いたぜ!って…つばさくん、ゆうとなにしてんの。」

「あ、片付け手伝ってもらってたんだよ!れおとくんが遅いから!!どーせテストの点数わるかったんでしょ!!!」

「なんだ!そんなことかよ!って、テスト関係ないわ!!」

つばさ先輩が口を開いた。

「おい。れおとテスト赤点取ったら練習参加させないからな。」

おぉ。れおとくんどんまいだな。笑

「ゆうよりあたまいいし!!」

「私の方がいつもいいでしょ!!」

すると、つばさ先輩はふっっと笑って体育館

からでていった。

その時のれおとくんの顔はつばさ先輩しか見ていなかった。