れおとくんがアメリカに行って半月が過ぎた12月。

私は今日塚高1年・2年で宿泊研修にきています。

私は、相変わらずれおとくんの事しか頭に、はいっていません。

好きな人なんてできてません。

「ゆー」

「あ、まさきくん。どーしたの?」

まさきくんは私の1個上の先輩。

小学校からのバスケの繋がりで仲良くなった

「今日の肝試しのペアきめたか??」

あ、肝試しあるんだった。れおとくんがいたらなぁー。

「まだ。きめた??」

「おれは、りさといくけど。まだきまってないなら、つーちゃんとまわれねーか?」

つーちゃん??だれ??

「だれ?それ」

「ほら!日野の4番!松尾つばさ!!」

「あーー!あの人か。いいのかな?」

「つーちゃんがバスケ部がいいって言ってたからいいとおもうぜ!」

それなら、しかたないね。

「わかった。あとでつばさ先輩のとこいってみる。」