風が当たって痛む傷がなんだか無性に気持ちよく思えてきて、 自分に楽になれるよと言い聞かせる やっとの思いで一歩踏み出そうとした時だった 視界に空が一面に広がったと同時に、誰かに支えられた。 「何してるの」 それが貴方との出会いでした。