海岸の所に立てられているパラソルの下まで来た2人。 「華、今日絶対それ着といて。」 「ええ!?フードも!?」 「フード・・・はまぁ、外していいけど。」 「せっかく澪ちゃんと昨日お揃いで買ったんだよー?」 「・・・海に入る時のみ許す。」 「・・・竜也くんお父さんみたい。」 「お父さんの言う事を聞きなさい。」 「ぷっ。はーい。」 フードを取った華の笑顔はとても可愛かった。 (ダメだ・・・。俺、重症かもしんない・・・。)