「でな!龍の奴、俺がいつも机に置いてるアーモンドが入ったチョコあるだろ?あれをさ、全部ドングリにかえてたんだよ!!俺まじで食いかけてさ!
形そっくりでさ!
めっちゃ悔しかったから、 アイツ犬嫌いなんだけど、美味い飯食いに連れてってやるって言って、犬カフェ連れてったんだ。」

「やばい・・・。笑いすぎて腹筋痛い・・・。」

「アイツ、めちゃくちゃ不機嫌な顔で固まってたんだけど、犬がわさわさ寄ってくんの!俺めっちゃ爆笑だったよ!
・・・でもアイツ悪魔じゃん?今日出勤したら、立ち入り禁止の規制線テープ、俺の席にグルグルに巻かれてた。」

「あははは!」

「あ、やべ。もうこんな時間だ。帰るな。今日はご馳走様!」
「あ、ホントだ。全然気づかなかったね。どういたしまして。」
「じゃあな。また明日。」
「うん。
竜也くん。・・・ありがと!!」
「お。おう。おやすみ。」

竜也は目の前の部屋へと帰って行った。

(もっと竜也くんと一緒に居たかったな・・・。)