…あれは、一年前の夏の日。


私は電車に乗って
お気に入りの図書館へ
行こうとしていた。

そのとき、なぜだか
ムショーに今書いている作品を
完結させたくなった。

そこで私は
ノートパソコンをひろげ
カタカタとキーボードをうっていた。