絵の具

恋?

そんなものしたことない。さっきも言ったろう。私は眼鏡低女子力。おまけにキモい妄想までしている。自分でもキモい妄想をしているのはちゃんと認めているだけマシだと思う。


そんな、「恋」でもすれば私もちょっとは可愛くなれるんだろうか。


ふと前を見ると、コンビニのガラスに映る自分の姿。

そこには、「可愛い」とはかけ離れた私がいた。

ボサボサの髪の毛に、眼鏡でガリガリの身体。胸なんてどこをどう見ても見当たらない。

それでも、別に今の自分が嫌いなわけじゃない。自分の容姿なんて興味ないし、絵を描いて自分の世界に入り込めればそれで幸せだから。