次の日の朝。

私は元の時間帯のバスに乗った。


居た……。

彼が居た。

でも、彼の隣には…あの明るくて、活発な女の子が……。

彼女じゃ…ないよね? 

だって、昨日私、抱きしめられたし……。

じゃあ、あの女の子は一体……。

女の子の正体を考えてると、彼と目が合った。

すると、彼は席から立ち上がって、女の子の前を通ると、私の前まで来て。

「一緒に……座りましょう…」

彼が誘ってくれた。


「はい……」