ひまわりはきっと沢山の傷を負ってきたに違いない
これ以上傷つけたくない…

アイツを守りたい。


洸は、固い表情のまま
タクに顔を向けて

「口止めサンキュー
…もし、他からその噂聞いたら…。」

タクは頷いて

「大丈夫、任せて。」

タクにとってその手の処理はお手の物

「でも…」

タクが続きを言おうとしたとき、

「そうだな、その手の噂は、広まるのが早い。
それに、ドンドン尾ひれが付いていくもんだ。」

突然二人の頭上から声がした。