洸は、最近遅刻や欠席を、殆どしなくなった。


学校は息苦しいだけのつまらない場所だったが、ひまわりと一緒に居ることが多くなり、

正直、楽しいと思えるようになっていた。


そんな洸をタクは

「最近の洸は、本当に世話がかからなくて助かるよ。
これもひとえに、ひまわりちゃんのお陰だね~。」

とからかう様に笑いながら、洸の肩をポンポンと叩いた。