タクと穏雅先生は
病院にいた。


「洸は後から来るから、もう少し待っててね。」

タクが言うと
穏雅先生が

「それにしても
良かったな~
一般病棟に移れて…

年内には
退院出来そうだぞ。

頑張ったな…

ひまわり。」

「本当!?嬉しい!
皆のお陰です。」


そこには
ベッドに上半身を起こして微笑みながら、
ペコリと頭を下げて言うひまわりがいた。