「理事長は、もうお変わりになっているのではないですか?

それに…、
素晴らしいご子息ですね。」

そう言って微笑んだ。



二人は窓を見下ろして、裏庭の満開の向日葵花壇で、管理のオジサンと笑っている洸を見つめていた。