「貴女が運んでくれたのね」




そう言って、前を見ると、




そこには人間の女性が、机に伏せて眠ってる。




そして、回りには裁縫セット。




あぁ、あの人が治してくれたんだ。




ルイ「うっ、ここは?」




「ルイ!」




良かった。




「分からないけれど、私を貴方の元まで連れて行ってくれた白猫のお家」




ルイ「へぇ~」




そう言いながら、辺りを見渡すルイ。




ルイ「あの人が、治してくれたのかな?」




「うん、きっと」