ん?




暖かい。




ここは?




目を開けると、そこは家の中。




暖かい暖炉に、可愛いお部屋。




と、




「あぁ、良かった。良かった」




隣には、まだ眠っている貴方。




ううん、ルイ。




足も元通り。




けど、何故私達は、ここに?




と、




私達の背凭れになっていたのは、




あの白猫だった。