名も知らない貴方。




そんな貴方に着いていく。




そしたら、




スッ




足を滑らせてしまった。




落ちてしまう。




私の体は、落ちていく。




でも、貴方も一緒に。




そして、私を庇うようにして、




地面に落ちてしまった。




「痛」




私は目を開けて、




驚いた。




貴方の、貴方の足が。取れていたから。




貴方「無事?」