それから1ヶ月がすぎた頃、塾長からの言葉だった。【あしたね、未来東の先生くるよ。あの、下田先生】
「え?!マジで?」
【うん、笑】
「あした絶対来ます!!!」

そして翌日、下田先生と再開した。しかし、その日は授業がなかったため、自習での再開となった。でも、その日はあまり話せなかった。
その日は同じ中学の2年生が多く、そっちと話していたのだ。そのとき、わたしは偶然聞いてしまったことがある。それは、2年生が[またきていいよ?]とか[先生かっこいい]とかだ。わたしはそのとき、すごくもやもやした気持ちになった。
「なにあれ、むかつく。・・・これってもしかして、嫉妬?」
私はそのとき気づいた。自分の気持ちに。
そして、わかれのとき、塾長から嬉しい知らせを受けた。
【下田先生来週もきてくれるよ。】
「まじで?!」
『うん。、また来週来る笑』
「え!!まってるね!!」
わたしは心の底から嬉しかった。