わたし真希遥(まきはるか ※偽名)は中学三年生。今年、受験生となったわたしは、この冬休み死ぬ気で頑張った。
ある日のこと、この日の週は塾地獄と言って過言ではないほどの塾だった。
いつものように塾に行った。
「おはようございます」
【おはよう真希さん!】
塾長からの声だった。わたしの塾では、いつも塾に行くと、出席確認と授業確認のために名簿がおいてあり、そこに印を入れることになっている。そこには担当の先生の名前も書いてある。
「今日は誰かなー?」
と思った時、知らない名前があった。
〈下田優希※偽名〉
と言う名前だった。
「誰だろう?」
わたしは塾長に問いただしてみた。
「先生、この先生だれ?」
【あぁ、その先生今日ヘルプできてもらった先生だよ。】
「あー!そーゆーことね!」納得した。