その後のデートは結構楽しかった。 ショッピングをして、ご飯を食べて帰った。 最近、私は本当に陽向のことを好きなのか心配だったが、その心配は無くなった。 これが恋なのだと思った。 相手が自分のことを想ってくれて、自分も相手を想う。 そんなすばらしい関係こそが恋なのだ。 きっと。 私は陽向が好き。 そう。好き。 言い聞かせるようにそう唱え、今日のデートを思い浮かべながら眠りについた。