ったく、今日は久しぶりの休みだったのに親父ってば何の用で俺様を呼びやがったんだ? 「くそ機嫌が悪ぃ。」 そうぼやいた少年は原付を走らせて、 『藤堂カンパニー』 と言う大きなビルの前に原付を停めそのビルの中に入っていった。 「親父は?」 俺は、親父の秘書の夏目さんに話しかけた。 「藤堂様なら、社長室にいらっしゃいますよ。今日は、凌様にお話があるそうです。」 「分かった。」 どうやら、ここは彼[凌]の父の会社らしい。 彼は、ゆっくりとした足取りで、 父の待つ社長室に着いた。