「なんか用?」


振りかえると、

病弱くんにそっくりな

男の子が立っていた。


「イヤ・・・病弱くんの」


「なんだ、お兄ちゃんの彼女か」


病弱くんの弟?

彼女って言葉に顔が赤くなる。


「あのさ・・・お兄ちゃんと・・・












『別れたほうがいいよ』