先生が来るまでの時間が長く感じた。


先生がくると、
「神崎さんありがとう。今から救急車呼ぶから、カバン持って一緒に乗ってくれる?」

こんなことあった後じゃ、
授業に集中できないでしょ?

ってあたしを安心させるために笑った
先生の顔を見てちょっとだけ安心した。



そしてあたしは教室に戻って、
病弱くんと自分のカバンをもって
再び保健室へ向かった。