「え?」

あたしは家を出ると、
びっくりしすぎて固まった。


「おはよう。美穂」

目の前には病弱くん。
なんと同じ高校の制服。


ここまで、あたしの高校の
制服が似合う男子がいたのか・・・

ていうかあの転校の話は本当だったのか。


驚きながらも、いつも通り学校に
ふたりで登校した。