『あんな奴だから困る事たくさんあると思うけど…』
さすがお母さん!
分かってる!!(おい)
家でも蓮は俺様全開なんだろうか?
『何かあったら私に言ってね?』
綺麗な唇を形良く上げて、とても素敵。
そ………
尊敬っ!!!!(え?)
あたし…蓮ママ、かなり憧れかも!!(蓮ママが可哀相)
『あ、梢ちゃん髪切るの?』
蓮ママが梢ちゃんを見て言った。
『いえ!
お母さんがコレ渡してって。お父さんがまたNY行ってきたんですよ』
そう言って梢ちゃんはオシャレな包みを蓮ママに渡した。
その包みは、あたしでも見た事のある、NYで人気のお菓子のお店の物。
す、
「凄ーい……」
あたしみたいな庶民なんかが、ここに居て良い訳?
蓮の家も梢ちゃんの家も、セレブ?
……………。
絶対、場違いだ!
(自覚あり)
『忙しいのね、お父さん…。いつもありがとうね?』
『全然!』
梢ちゃんと蓮ママが2人並ぶと凄い…
キラキラだ…(本当に好きだね、それ)
ここに蓮が来たら、ヤバくキラキラ…(もういいって)



