『別にお前と居れんなら…バカになっても良いかな』
………っ!?
「ひゃっ…」
その瞬間、甘いキスが落ちてきた。
「っ、ん」
甘すぎる言葉、キスに頭が、心臓が壊れてしまいそう。
抵抗できない…
すっかり力が抜けてしまった。
「んんっ」
深くなるキスに、痺れる感覚。
心の中が、蓮しか見えなくなる。
…ダメ……
また流されちゃう…
あたしが朦朧としながら弱々しく手で蓮を押そうとした…
……時、だった。
『何やってんだ!?』
………っ!?
ガバリと蓮があたしから離れた。
何事!?
頭がついていかなくて、必死に脳を働かせた。
そして、あたしの視界に映ったのは…
「り、亮!?」
あたしの幼なじみの…三上亮が居た。
皆さん、覚えてますかね?
あたしの家の隣に住んでるんだよ。
前編では、確か最終章で出たかな?
(曖昧なのかよ)
忘れてた人は読み返すべし!!(は?)



