球技大会に出る人は男子ばかりだ。
だから女子ばかりなのかもしれない。
……けど…
この女子の多さは尋常じゃあない!(泣)
『まさか皆…守谷君を見たくて…?』
柚が驚愕の目で
周りを見ていた。
……ん…んなっ…
あたしはガクガクと体が訳の分からない恐怖に襲われるのが分かった。
…もしも今、蓮がここに
出てきたら……
トップアイドルのコンサート状態になるのでは!?
無理無理!!
あたし…見れないよ!?
よくバスケが見えるらしい所には人がギュウギュウ詰めだ。
「ど、どーしよ……」
バーゲンセールにも
見えてきた……
あたしと柚、2人で
呆然としていると。
『海宝先輩っ!!』
………あ。
「麗華ちゃん!!」
いつ見ても
お人形のように可愛い。
麗華ちゃんが嬉しそうにあたし達の元へやってきた。
『瀬戸井先輩も!!
こんにちはっ!!』
麗華ちゃんは
礼儀正しく挨拶。
栗色の肩くらいまでの髪が綺麗に巻いてあって、制服もキチンと着こなしている麗華ちゃん。
目は大きく、睫毛はこれでもかってくらい長い。
白い肌にピンクの唇。
男子が守ってあげたいと言うような麗華ちゃんは、康輝君の妹。



