担がれるように、蓮の腕の中。 「おっ…降ろしなさいよっ、バカ!!」 『ヤダ』 な、何ぃい!?!? 「ヤダヤダヤダ!! 行きたくないーっ」 断固拒否!!!!! 『まぁ冬嘉でも、これから何すんのかが分かってんだろ?』 ……ひぃいいっ!!!!! 死ぬーっっ!!!!! (そこまで) あたしは蓮に担がれながら、ホテルの中へ連れ去られた。 温かいホテルの中。 あたしは乱暴に降ろされて、蓮を睨む。